若い世代で大腸がんが増加!
2025/02/08
こんにちは、半蔵門 渡海消化器・内視鏡クリニックです。
以前、大腸がんについてコラムで取り上げました。
(https://tokai-naishikyo.jp/admin/newpages/edit/3807898/column/)
大腸がんは比較的高齢者の病気だと思われがちですが、最新の論文で、50歳未満の若い人における大腸がんの発生率が、世界の多くの国と地域で高まっていることが報告されました(Lancet Oncol. 2025 Jan;26(1):51-63.)。以下にこの論文の概要を紹介します。
国際がん研究機関(IARC)の「Cancer Incidence in Five Continents Plus」データベースから50か国と地域の大腸がん発症データを抽出し、若年群(25〜49歳)および高齢群の大腸がんの発症率の傾向を比較しました。
結果としては、2017年までの過去10年間で、50か国および地域のうち27か国で若年群での大腸がんの発生率が増加しました。
日本についてみてみると、両群で大腸がんの増加がみられましたが、特に若年群(25~49歳)での大腸がんの増加率が、高齢群(50〜74歳)における増率加を上回る傾向が見られました。これは、急速な経済成長と都市化、食生活の変化が影響している可能性が原因として推測されています。具体的には、伝統的な低脂肪・高繊維の食事から、赤肉や加工肉、砂糖、超加工食品の消費が増加したことが要因として考えられます。
以上の論文以外にも、1990年代以降は多くの国で、50歳未満での大腸がんの発生率が毎年2~4%ずつ増えており、30歳未満ではより顕著であるという報告もあります(A common cancer at an uncommon age. Science. 2023 Mar 17;379(6637):1088-1090.)
大腸がんは進行がんになるまで症状が出づらい病気です。また、大腸がんは家族歴も報告されています。そのため、危険因子に当てはまる人は早くからの大腸カメラをお勧めします。
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半蔵門渡海消化器・内視鏡クリニック
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